2025年度 活動内容

2025年度は下記の活動を行いました。

・毎月1回、一般社団法人水俣・写真家の眼理事会を、Zoomにて開催

・写真集「水俣からあなたへ」(リトルモア)の出版

・賛助会員募集&寄付金募集活動の実施

・機関誌「一般社団法人水俣・写真家の眼 通信」年1回、発行

・ホームページ、SNSでの発信

・地球環境基金 助成事業
助成事業名:水俣病関連資料を保存・活用し、教育機会を創出するための基盤づくり

 (1)水俣病関連写真資料の発掘・調査(さがす)
ー 写真家への聞き取り
写真家に対して詳細な聞き取りを実施
塩田弘美(4月20日、10月10日)、アイリーン・スミス(5月12日)、田中史子(9月1日)
うち、塩田弘美の聞き取りは編集のうえ通信に掲載し紹介した。
ー 水俣病患者関係者に聞き取り
随時、権利関係や被写体に関する情報収集を行った。

 (2)水俣病関連写真資料と関連情報の保存・公開(まもる)
ー 保存環境改善のための資材設置
北岡撮影フィルム残分の水俣病情報センターへの寄託を行い、北岡秀郎撮影ネガフィルムは全て環境改善を終えることができた。
ー フィルム・写真などの権利関係の整理・書面化
各写真家との協議を経て、譲渡契約書、利用許諾契約書、覚書を取り交わした。
ー 今後の公開方針の検討
前年度に引き続き、「活用可能な写真」の選定、画像処理を行った。結果、下記の通り2616点を選定、目録化などの情報整理を行った。ただちに使用可能な写真は①②の1666点であり、引き続きデジタルデータの作成や整理作業を行う。
① 写真家が選定・制作 1578点(芥川仁404点、田中史子392点、宮本成美157点、石川武志250点、小柴一良251点、アイリーン・スミス124点)
② 北岡秀郎撮影主要写真 森田具海による画像処理(レタッチ) 88点
③ デジタル画像化 未着手写真 950点(アイリーン・スミス撮影・選定 200点、塩田武史撮影・塩田弘美(遺族)選定 420点、北岡秀郎撮影・事務局選定 330点)
・保存環境の改善に関しては、北岡撮影フィルム残分の水俣病情報センターへの寄託を行い、ネガフィルムは全て環境改善を終えることができた。

 (3)水俣病関連写真資料の教育的活用とネットワークづくり(いかす)
ー 写真を活用した教材の開発
・活動1、2の成果として活用可能の写真の中から、写真ワークショップのセットを制作した。費用、使用感から配布形式にせず、紹介動画を制作した。今後は写真家の眼がファシリテーターとなってワークショップを行う想定とした。
ー 写真を活用したセミナー・イベントの実施
① 首都圏  9月27日 東京 生活クラブイベントにあわせた写真展示。
② 海外
11月2−7日 スイス・ジュネーヴ 水俣条約締約国会議(COP6)会場エントランスで写真展示と、アイリーン・スミスのトークイベントを実施。
12月9日 ベルギー・ルーバン RestArtFestival にてワークショップを実施。
③水俣
下記の日程で写真を活用したワークショップを実施。
11月27日 EPO九州 ステークホルダー研修
12月24日 同志社中学校水俣フィールドワーク 
1月22日 袋中学校水俣病学習
3月19日 環境省海外招聘研修
ー 写真を公開するウェブサイトの制作
ウェブサイトを制作し、写真270点(写真家9人×30点)を公開した。
・運営委員会を年2回開催した。

・水俣・熊本みらい基金助成事業
9月27日 講演会「水俣病から考える わたしたちの暮らしと食べること」の実施

・水俣病関連情報発信支援事業補助金
写真資料の保存環境改善、デジタル化、画像調整(レタッチ等)

・外部団体主催事業への協力
2月4日〜21日 熊本大学文書館R7年度企画展/水俣病公式確認70年記念 塩田武史写真展 ~フィルムからひらく、人びとの物語(ストーリーズ)~

過去の活動報告
2024年度の活動について
2023年度の活動について

error: Content is protected !!